赤ちゃんの痰について語る前に、そもそも痰とは何か?情報をまとめてみました。
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赤ちゃんの痰で知っておくこと
赤ちゃんは一人で痰を出せない

まだ赤ちゃんのうちは喉に絡んだ痰を自力で出す力がありません。なので咳をします。咳き込んでつられて吐くのも痰を吐き出す行動の一種といわれています。
痰が詰まると呼吸困難に陥ることも
赤ちゃんの気管支は狭いので痰が絡みやすいです。咳が酷くなるど痰絡みが酷くなって「呼吸困難」になる恐れがあります。
痰とは

そもそも人間は何故、痰が出るのでしょう。
- 埃(ホコリ)、塵(チリ)など異物を痰として排出
- 喉に落ちた鼻水が痰として排出される
気管支が弱いと痰が絡みやすいです(私です)
【チェック】痰は鼻経由でない話があるようです。
「定義は呼吸器系で作られた粘液に限り、鼻腔経由のものは除く。特に咳(唾)によって出される粘液である。」 痰 – Wikipedia
※ちなみに鼻水が口のほうへ落ちることを後鼻漏(こうびろう)といます。
痰の色について
- 白黄色~淡黄色の痰
- 緑色の痰
実は痰は悪いものではありません。透明色で常に分泌されています。例えば風邪をひくと白黄色~淡黄色の痰が出ます。体に取り込まれた異物と戦った残骸なのです。※白血球が戦う。
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痰が絡んだときの音
- 呼吸のたびにゼロゼロ、ゼーゼーと音がする
- ゴホン、ゴホンと湿った咳がでる
喉に痰が絡む病気
風邪
細菌によって感染します。痰の色は白黄色~淡黄色です。症状は鼻水と咳から発熱を伴うものまで。
気管支炎
気管が炎症を起こして痰が絡んだ咳が出ます。急性と慢性の気管支炎がありますが、風邪をこじらせて症状が酷くなると急性気管支炎を併発することがあります。痰の色は急性は白黄色~淡黄色、慢性は緑色といわれています。
肺炎
症状は高熱、激しい咳で入院が必要です。
まとめ
- 赤ちゃんは一人で痰を出す力がない
- 痰の色は白黄色~淡黄色を見かけることが多い
- 緑色の痰は慢性の気管支炎かもしれない
関連リンク:赤ちゃんの痰対策に