柏餅の葉っぱは食べられる?代用できる葉は

柏餅 料理と作法

端午の節句に食べる縁起のよい和菓子といえば、ちまきと柏餅(かしわもち)です。

柏餅(かしわもち)とは、平たく丸めたお餅を二つに折って、その間に餡(あん)をはさんで柏(カシワ)の葉で包んだ和菓子です。

その柏餅には葉っぱが巻いてありますが、葉っぱごと食べられるものなのでしょうか。

今回は柏餅の葉っぱは食べることができるのか紹介します。あと桜餅を作りたい派の方に、柏餅の葉を購入できるところ、代用できるものを紹介しますね。

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柏餅の葉っぱは食べられるの?

柏餅の葉っぱは食べれません。山野に自生したものなので食べられますが、パリパリしておいしくありません。不味いです。

それに輸入物の葉が入ってきてます。万が一、残留している農薬が葉についてたら怖いです。

柏餅の葉は健康のプラスにならないので食べるのはやめましょう。柏餅にかしわの葉を使う理由は、香りづけと保存性をよくするためです。

柏餅の葉っぱ~代用できるものは~

西日本では柏の葉に代わり、サルトリイバラの葉っぱを使用しています。サルトリイバラを入手できる環境なら、この葉を使いましょう。

<柏餅の包み方>

  • 柏の葉・・・餅を包むように巻く。
  • サルトリイバラの葉・・・餅をはさむように巻く。

柏餅の葉っぱ~どこで購入できるの~

柏の葉はスーパーに売っていません。ネット通販で購入しましょう。日本製にこだわるなら産地を確認しましょう。

300円で20枚くらいです。購入した柏の葉は乾燥しているので、お湯で戻して使います。柏餅を作る枚数だけ使用しましょう。

柏餅の葉っぱ~どうして巻くの~

柏餅を巻く理由は、お餅の香りづけと乾燥などから守るためです。

<柏餅の葉を巻く理由>

  • 香りづけ:餅にかしわの匂いをつけるためです。
  • お餅の傷みを抑制:かしわの葉にはオイゲノールという成分の抗菌作用があり、お餅を雑菌から守り傷みにくくします。
  • 保湿:かしわの葉を巻くことで、お餅の乾燥を防ぎ、お餅のしっとりを保ちます。

柏餅の葉っぱについて~柏と槲~

柏餅を包んでいる葉はカシワまたはサルトリイバラです。カシワの葉を用いた柏餅は江戸時代から続いているものです。端午の節句に柏餅を食べるのも江戸から始まりましたね。

カシワの葉は「子孫繁栄と家系が途切れないように」という縁起をかついだものです。これは新芽が育つまでは古い葉が落ちないことから縁起物として使われてきました。

 

当初カシワの葉を用いた柏餅は関東が中心でしたが、カシワの自生が少ない地域ではサルトリイバラなどの葉が使われてきました。

そのあと他国からカシワの葉が輸入されるようになり、カシワの葉でくるむ柏餅が全国に広まっていきました。

 

現在ではカシワの葉が主流になっているのですね。

 

ちなみに柏餅の名前で使われる「柏」は、柏餅で使う葉っぱではありません。柏という漢字はヒノキ科の針葉樹コノテガシワを指します。

柏餅で使われる葉っぱはブナ科のカシワで「槲」の感じを使います。

柏餅でも、使う葉はブナ科の「槲(かしわ)」なんですね。かしわの葉っぱでいいでしょう。

柏餅の葉っぱ~裏表の意味は~

かしわの葉に裏表があります。そこを気にして食べる人はいないと思いますが、実は柏の葉っぱの裏表である違いがあります。それは中身の餡(あん)の違いをあらわすものです。

<中身の餡の違い>

  • 柏の葉が表(葉脈が目立つ方):小豆餡
  • 柏の葉が裏:味噌餡

柏餅を食べるときに葉っぱの向きを確認すると面白いですよ。

今回のまとめ

  • 柏餅の葉っぱは食べられない。おいしくない。
  • 柏餅の葉の代用はサルトリイバラの葉。
  • 柏餅の葉はネットで購入するのが早い。
  • 柏餅の葉はブナ科のかしわが主流。
  • 柏餅を巻く理由は、お餅の香りづけと乾燥を防ぐ。
  • 柏餅の葉の裏表で中身のお餅を分けている。