渋柿の食べ方 渋抜きで甘くする方法

渋柿 食べ方
今年も西条柿いただいたので干し柿作ろうかな。

・・・でも渋柿なので、何か手を加えないと渋くて食べれないなぁ。昔、田舎の祖父母が作ってくれてたけど、どうすんのかな。

西条柿は広島原産の渋柿ですね。かつて干し柿用の品種として使われていたそうですよ。現在は島根県が西条柿を多く作ってるそうですね。※島根の道の駅「本庄」では柿シーズンに柿ソフトクリームが食べれました。

さて、渋柿を美味しく食べるには甘くする必要があります。

なぜなら渋柿を食すと果肉の中に含まれるタンニンが口の中で溶け出して、とっても渋く感じるのです(タンニンの水溶性)。なので渋柿を甘くするにはタンニンを不溶性に変化するよう手を加えることが必要なのです。

渋柿を渋抜きして甘くするには、いくつか方法があります。

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渋柿を甘くする方法

お湯で渋抜き(簡単そうにみえて難しい!?)

お湯を使って渋抜きを行います。40℃くらいのお湯に一晩ほど浸けておくと渋が抜けます・・・が、簡単そうにみえて実は美味しく仕上げるのは難しいかもしれません。次のような懸念があります。

渋柿のお湯抜きの失敗例
  • 渋が抜けてなかった・・・温度が高すぎた
  • 味が水っぽくなった
  • 表面が傷んでしまった
なんで失敗するの?

ズバリ温度管理です。温度が高すぎても低すぎてもダメなんだそうです。また40℃をどの程度保つのか。いろいろと試行錯誤が必要なようです。

お湯で渋抜きするなら少量でテストして、感をつかんでからトライしてみましょう。

1個だけ早く食べたいなら、試す価値ありそうだ。

りんご(エチレンガスで渋柿を熟成させちゃう)

ちょっと驚きだよね~。リンゴと一緒に袋に入れておくと甘くなるの?

渋柿5個+リンゴ1個をビニール袋入れ、1週間くらい置くと甘くなります。これはリンゴから出るエチレンガス作用のせいです。このエチレンガスは野菜や果物を熟成させる作用があるのです。

つまり密閉された空間に渋柿とリンゴを一緒に入れると、エチレンガスで渋が抜けて甘くなるわけです。

参考エチレンガスって知ってる?野菜を保存・追熟する時にはりんごを活用しよう! | やお九州マガジン | 安全な食品情報を届けるブログ

簡単に渋柿を甘くしたいなら、リンゴで試してみる価値はあるね。

焼酎で渋抜き

焼酎を小皿に注ぎます。そこに渋柿のヘタをつけます。何十秒もヘタを浸けるのでなく「チョン」と湿らす程度でよいそうです。そして1個あたり1袋で入れて密閉します(ヘタは上)。3~5日常温で保管します。

果肉部分を触って少し柔らかかったら食べ頃です。熟しすぎたらズグズグになります。なお使用する焼酎は35℃程度のホワイトリカー(果物酒)で。

渋が抜けると色が濃くなっていくのでチェック

干し柿

まず渋柿の皮を剥き、紐で2個の渋柿のヘタの枝部分を結びます。その後、渋柿を沸騰した鍋に5秒ほど浸けます。これはカビ防止のためです。

干し柿を軒下の日当たり、風通しのよい場所に干します。並べる際は柿同士が当たらないように配置します。雨にあたるとカビが生えるので対策しておきましょう。

1週間経過すると渋柿の皮が固くなってきます。指で軽くもみましょう。これを何回か繰り返します。こうすることで渋が早く抜けていきます。※全体がまんべんなく。

3週間程度で完成です。萎れた干し柿の姿になってるはずです。

カビを生やさないようにするポイントがあったね。

大量に作った干し柿は冷凍保存可能です。解凍すれば半年は食べれます。冷凍期間が1年以上は食べれるかわかりません。保存期間が長くなると身が固くなるので、次の柿シーズンまでに食べてしまうのがベストです。

熟れた渋柿の使い道は

リンゴや焼酎で熟しすぎた大量の渋柿が出た場合は、冷凍室に入れて使い道を考えましょう。

熟した渋柿を無駄にしない
  • 柿シャーベット・・・半溶けのシャリシャリがいい
  • スムージーの具に・・・アレンジ次第で化ける美味しさ
  • 柿ようかん・・・寒天と混ぜる
  • 柿ジャム
  • ケーキの生地に練りこむ
アイデア次第で色々と使い道ありそうだね。

まとめ

渋柿の渋抜き方法を一通り出してみましたが、品種によっては味や熟成の過程に違いが出るかもしれません。まずはお住まいの土地に近い渋柿を入手して、貴女の美味しい渋柿を作ってみてはいかがでしょうか。

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